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映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

ジャージー・ボーイズ

歴史に残るアーティストらしい(俺は知らん)フォーシーズンズが数々の名曲を生んだその変遷を描く映画、ジャージーボーイズ。一番奥の一番小さい室内で上映されてたけど観客は疎らだった。そして周りを見渡す限りおっさんおばさんばかりで俺が最年少だった!実際、そういう映画だった。まずフォーシーズンズ自体世代じゃないしCMソングで聴いたことある程度だし。でも予告に惹かれて見に行ったのです。

結論からいうと素敵なシーンは多々あれど全体を通すと退屈だったんだよなーーー!!!いやこれ美談を描いたりとかそういうのかと思ったら結構地味なんだよな~~~!!映画にエンタメ性ばかり求めてしまうのは普段から映画を見てないからなのかもしれないね~~。いろいろ感想とかあさってるけど概ね高い評価ばかりで批判をあまり目にしないことからも、映画自体は良質なのにただ俺が楽しめなかっただけって感じはわかる。でもやっぱ歌が一級品なのは間違いないので、作中で何度もある歌唱シーンはその都度高揚したし、部分部分のシーンを見ると「ここめっちゃいいわ…やばい…いいわ…」ってシーンは結構あったんだわ。例えばシェリーが爆発的にヒットして四人の人気が急上昇していく様とかは見ていて気持ちよかったし、ボブが良い曲を作れず頭を抱えつつメンバーとプロデューサーでワイワイとドラマを見てたとき、不意にプロデューサーが呟いたドラマの感想から爆発的にインスピレーションを膨らまして次の曲を作るシーンとかめちゃくちゃニヤリとしてしまった!

細かいところで言うと、時代が時代だもんで作中メンバー以外のエキストラとか見てると誰も彼もがタバコを吸ってて、それは時代を表す材料になってるのかもしれんけど俺はそもそもタバコが大嫌いなのでやたらと気になった。こりゃもう俺昔の映画見れねーな!!タバコだけじゃないけどその時代、その国ではこれが当たり前でした、とか、こういうのが流行ってた時代でした、とか把握してないと置いてきぼりを食らってしまうことが映画にはしばしばあるからもっと勉強したいね~~。映画終盤にて、「君の瞳に恋してる」という、俺でさえ知ってるようなあまりにも有名な名曲の誕生を描くシーンがあるんだけど、フランキーの娘が……(ネタバレ防止)ってシーンがあまりに唐突すぎて俺は「は?」ってなったし、そのままズルズル話が進んだから、ラスト大ネタである「君の瞳に恋してる」熱唱シーンもそこまで感情移入出来なかった…惜しい。あそこで感涙するおっさん達がたくさん居るんだろうけど俺はといえば「え?え?なんで?てかこの映画長くない?さっきから憂鬱な描写ばっかりだけどもう終盤だよね?大丈夫?」って感じだった。惜しい!だからこの映画が俺の中で微妙に終わってしまったんだと思うんだよなーーーー。 あの辺の出来事も俺が時代背景?を勉強してれば「まぁそういう時代だからさもありなんですわな~」って納得出来てたのかもしれない。

とにかく話としては地味なんです。終わりは良いけど内容的にそこまで美談じゃないんです。内輪揉めのシーンとか、うーん、他所でやれよ…としか思わなかったし、だからなーーーー!!!!エンタメ性を求めてしまうような、あまちゃんの俺にはちょっとなーーーーーーーーーー!!!でもラストシーン最高でした!マジで!おしっこ我慢して最後まで見てて良かったとは思ったよ!エンドロールの途中で出て行ったの俺くらいだったしね。まあ身も蓋もないことを言ってしまえば同じ金でガーディアンズ・オブ・ギャラクシー見たほうが良かった感はあるよね。