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映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

博士と彼女のセオリー 感想

残念ながら全然合わなかった~~~~~~~おろろろろーーーん;;;;

 

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余命宣告を受けてからも難病と戦い続けた天才と、彼を支え続けた女性の感動ヒューマンラブストーリー。そう、こういう言い方で宣伝してるからそういう映画を期待して見てしまって、ん????ってなっちゃうんだよな~多分。

大学のパーティで偶然知り合ってからお互いに惹かれ合うホーキングとジェーン。ジェーンと結ばれてからホーキングは運動ニューロン疾患という、脳からの命令が利かなくなってゆく病気を患う。思うように身体が動かないばかりか、最後には会話すらままならない状況になってゆき、余命は二年と宣告される。それでも一緒に居たいと、ジェーンはホーキングとの婚約を決意し、子宝に恵まれながら彼を支える。彼は病気と闘いながらも天才物理学者として名を馳せてゆく。まあそんな感じのあらすじなんだけど。なんだけど!!!

ジェーンは甲斐甲斐しくホーキングに尽くすんだけど、歩くことも話すこともままならなくなってゆく彼に対し、育児と介護の両立は限界を迎えていく。見てて辛いくらい、めっちゃギスギスする。「うちの家庭は異常だわ!」とか子供の前で夫婦喧嘩する。そんな中、とある教会でジェーンが出会った男性ジョナサンが介護の手助けを申し出る。育児と介護の二足わらじに疲弊していたジェーンにとっては大助かりだけど、普通に考えて愛の巣とも言える家庭に他の男性が頻繁に出入りするとか最悪でいすやん…。とはいえホーキングもジェーンの心労は理解しているため、これを承諾。男手が増えたことで生活は確かに豊かになる。動けないホーキングの代わりにジョナサンが子どもたちとボール遊びをしたりして、子どもたちも大喜び。でも、なんかこの感じが既に嫌なんだよな~~俺ははっきり申し上げて嫉妬心が人一倍大きいので、見てて楽しいものではなかった。

このジョナサンという男は観てるこっちが驚くくらいの善人なんだけど、それでもホーキングの心中を考えれば穏やかじゃないのは明白。だから俺はジョナサンが邪魔に思えて仕方がない。で、案の定、ジェーンはジョナサンと惹かれ合っていくし、そりゃ異性が長く同じ時を過ごせばそりゃそうなるのはわかってたこと。第三子を身ごもったジェーンに対して周囲の親戚は「それホーキングじゃなくてジョナサンとの子供じゃね?」と疑いまくる始末。ホーキング……いと哀れ。ジョナサンは善人なのでこのままじゃいけないと身を引こうとするが、ホーキングは「ジェーンには君が必要だ」とそれを止める。皮肉だなあ。でもその選択こそがジェーンに対する幸せだもんな。なんやかんやで、ホーキングとジェーンは更に惹かれ合い続ける。(ここまでは公式サイトに載ってる展開。)

あのですね~~~~~~~~~あのですね????????重い病を患いつつも偉業を成し遂げた天才物理学者と、その彼を強く支え続けた献身的な女性とのヒューマンラブストーリー???あの~~~~あのあのあのあのあの。いや、わかるんです…過酷すぎるんです。もとより、この二人の歩む道は。その立派さはめっちゃ伝わってくるし、でもなーーーーこれ…結局あかんやん……阻まれてますやん…。

この後の展開も、うーーん、なんかもう「まぁそうなりますよね…はい」って感じでな~~~~。ジョナサンいい奴やけど、あかんやん!!!!としか思えなかった。はーーーーまぁこれ史実ですからね。史実に文句いうても仕方ないですね。

でもそもそもこの映画見ようと思ったのはアカデミーで主演男優賞を受賞していたからで、エディ・レッドメインの演技は確かに凄い!ブラッドリー・クーパーを抑えての受賞だからな~。身体がいうことをきかない人間の演技って少しでもリアリティに欠けたら滑稽というか、不謹慎ながら笑えてくる可能性さえあるからな。少なくとも観てる間、彼が健常者であれが演技という前提はすっぽり抜け落ちていた。そこは凄まじい!あと色合いが綺麗だった~~花火のシーンとかちょっとやりすぎ感あるくらいが、調度良かった。でもな~~~うーーーーーん。最愛の女性と苦難を乗り越えましたが結局別の道を歩むことになり、だけど彼女との日々は忘れません的な落としどころはな~~~~俺だったらジョナサンが出入りするようになったら嫉妬で別の病気を患うわ。おわり。