映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

キングスマン 感想

やばいのがきた。

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これは何やろ…何から話せば……結論から言えば最高でした。個人的には今年ベスト級の映画でした。

話の流れとしては、幼い頃に父を亡くした息子エグジーが非行に明け暮れる日々を過ごしていた(しかも母は絵に描いたようなカスDQN男と再婚)ところに、ある日やってきたコリン・ファースから「お前の父さんは生前一流のスパイ、キングスマンだった。お前もその道を進め。」的な感じでスパイにスカウトされ、キングスマンへ属することを決意。しかしキングスマンになるための試験はドン引きするくらい過酷なものでスパイになる前に死にそうなエグジー。一方、孫正義みたいな立場の人を演じるサミュエル・L・ジャクソンが「地球は人が増えすぎたからがっつり減らしましょ。」とかほざきだして、それも止めなきゃやべぇよ……っていう物語なんだけども…あ、これあらすじ説明しないほうがマシなやつですね…ss…。(すいません、すみません…の略)

今まで大好きな映画の感想を書くときは熱量に比例して凄く筆が進んだんだけど、本作はただただ熱量が滾るばかりで何を書いていいやらわからなかった。で、色々考えてるうちに気づいたんだけど、この映画の何が好きかって、細かい理屈は何も無しにして、めっちゃ楽しいってことなんだ!!!!とにかく全編通して楽しいの。たーーーーのしーーーーい!!!!!!!常にワクワクを与えてくれる二時間。めっちゃ楽しいから皆見て!!とにかくそんな感じ。はあ・・・・・いや、こんなに全編楽しいのはおかしい…楽しくない時間がない楽しすぎる

例えば序盤エグジーがスパイと接触するまでの、非行少年具合を示すシーンを一つ取ってもワクワク要素に溢れてる。いかにも関わりたくない感じの不良がエグジーに喧嘩を売ってきて、その場は穏便に済まして退散すると見せかけて実は車のキーをパクってて目の前で煽り散らかしてその車で逃亡という、しっかり一捻り効いたシーンになってる。車をコンパスみたいにその場でグルグル回るあの煽り方ほんま笑うし、パトカーからバック進行で逃げまくるのもめっちゃおもろい!こんなに褒めてるこのシーンって序盤のも序盤、ハリーポッターで言うところの、自分が魔法使いであることを知らずダーズリー家でいじめられてる部分やからね??こっからどんどん面白くなってくからね???

スパイ試験は全寮制で行われてて、「お前みてぇな奴がスパイになれっかよ!」とか茶々入れてくるマルフォイみたいな奴とか、「ちょっと止めなさいよ!…あんなやつ気にしなくていいから」というヒロイン的なロキシーちゃんって子が居て、その子めっちゃ可愛かったんだよなーーー。エグジーと共に数々の試練を乗り越えてどんどん絆が深まっていく、安い言葉使うならフラグを立てていく二人が本当にかわいらしかったです。で、世界を救った後にスパイ夫婦が誕生したならとてもいいなあ~お似合いだしな~と思ってたら、世界救った後はエグジーがスウェーデンの王妃とお尻をお楽しみになられてロキシーちゃんは一切出てきませんでした………まあそういうとこもこの映画の良さなのかもしれませんね(雑フォロー)

スパイ試験の展開も、就寝中に突如水攻めにされて窒息死する前になんとか脱出した奴が合格といった具合に「合格か死か」的な度を越した内容が続くもんだから、ハラハラハラハラしてしまってずっと心臓を軽く握られてる気分で面白い!(謎表現)。しかも何とか脱出しても試験官は「お前ら対応が甘いな、まだまだだぞ」みたいな態度とってくるし鬼すぎる……はーーーおもしれぇ…

あれ????俺まだコリン・ファースの話一度もしてなくない??は???????ああああああとりあえずこれ見てくれ・・・・・・・・可愛いしかっこいい・・・・

決してテンポを緩めずに挟まれるスローモーションシーンや独特のカメラが捉えるアクションシーンとかも言うまでもなくマーベラスなんだけど、バトルが始まる前のタメもいい。つまり「怪我しないうちに帰んな!!」と言われて退散するかと思いきや、扉の鍵を閉め始めるシーンがまたニクい。その後の盛り上がりを爆発させるための良い演出になっててなぁ~~~。「ん、何だこいつ?何を始める気だ?」的なところがね。やっぱ同じ"去ると思わせておいてから引き返して喧嘩おっ始め演出"としてはイコライザーを思い出してしまいますね~~~。あれもサイコ感MAXで良かったっすね~~~~~~イコライザー!!!!!!!!!!!!!!

あかんあかん、一番盛り上がる世界救出の話までたどり着かないままこの文量になってしまった……いや、もういいでしょ。皆もう見ればいいじゃない…熱量伝わったでしょ…クッソ面白いから……まぁ惜しむらくは倫理観なんてクソ食らえみたいな映画なんで自分の中の良心が働いて映画のノイズになりかねない部分はあります。僕は一ミリたりともノイズになりませんでしたが。真面目な人にとっては素直に楽しめないのかもしれません。本当にこれがハッピーエンドなの?こんなに人を殺しちゃっていいの?彼らにも家族は居るんじゃないの?ガタガタガタガタうっっっっっせえええええんだよ知るかマザファッカー!俺ぁスウェーデンの王妃のケツを責めれたからいいんだよ!!!ということで僕は気にならなかったのでよかったです(?)

あとこの映画を観た人誰もが頭に焼き付いて離れない「あの」名シーンに関しては友人である、PTSDになった南ことりbotくんの「ハリウッド超大作やのに、やってることはクソフラと同じ」という表現をお借りして終わりにしたいと思います。最高でした。

おわり。