映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

アントマン 感想

これは素晴らしいエンターテイメント映画でしたぞ~~~

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王道ヒーロー映画として文句なしに面白い映画となっておる…素直におもしれー!仕事も家庭も全て失った主人公スコットがひょんなことから「身長1.5cmになれるヒーロースーツ」で世界を救えというオファーを貰って奮起する話なんだけど(ひょんなことからって言葉便利ですね~~~~~~)、ヒーロー誕生映画として「これが見たいんだよ!」ってところをほぼほぼ抑えてくれててとても良かった。

それは何かというとダメダメなヒーローが気持ちいいくらい成長していく爽快感!特に自分が念じることでアリを自在に操る術を覚えていく感じが凄い良くて、最初はこわごわ接していたのがどんどん操れるようになって、潜入シーンではアリの種別、特性を活かしてミクロならではのセキュリティ突破を果たすところもよいよい。あと単純にちっちゃくなったり大っきくなったりしながら闘ってる様が面白い。相手からしたら鬱陶しいやろなーーーー急に見失うし、見えないのに殴られるし。

あとこれは個人的にだけど、小動物とかに酷いことする映像ってマジで許せないのね。無条件で悪役への憎悪5億パーセントなのよ。(チャッピーもロボットだけどいたいけすぎて小動物虐待に見えて楽しめなかったのよね…)もうすぐ感想記事書くけどジョン・ウィックとかキアヌ・リーブスと完全に感情をシンクロさせたからな?あ??? で、今回の悪役はアントマンのスーツの技術を悪用するために独自に研究を重ねてるんだけど、物は小さく出来ても命の宿った生き物を小さくするとどうしても失敗する的な感じで、被験体に仔山羊を使ってて。はい、もうこいつ処刑。もうこいつただで死ねると思うなよ。マジで許さんからな?あ?????ちなみにおっさんも被験体にさせられてたけどそっちは割りとどうでもよかったですね…(歪みまくった倫理観)

そしてここは本当に好みが分かれるとこかなーと思うんだけど、この映画コメディ色めっちゃ強いんですわ。ちょいちょい挟まれる小ネタに実際かなり笑ってしまうんだけれども、シリアスなシーンや見せ場のバトルシーンにも果敢にネタを挟んできて、「え、そこに挟む???www」ってくらい豊富なのね。正直バチバチ闘ってる時とかにネタ挟むとノイズになっちゃうと思うんだけど、ネタが洗練されてるお陰で邪魔には感じず素直に笑えたし良かった。ラスボスとミリ単位の世界で戦ってる時にiPhoneのSiriが暴発するシーンとかたまらん。小さいものを拡大する装置があらぬ方向に発射されて、思わぬ物がでっかくなっちゃった…っていうネタがいくつかあるんだけど、ラストのアレが大きくなるのは勿論笑ったけど、訓練中にガーデニングに置かれたよくわからんおじいさんのオーナメント(?)がビッグサイズになったのが個人的にめっちゃツボでしたね…なんやねんそのチョイス!

勿論、ネタを挟みすぎたことで気が散るという意見も頷けるし、ネタの質がぶっちゃけ百発百中じゃないというか、読めちゃうところもあって。例えば主人公と依頼人(アントマンスーツの発明者)とのやりとりで、「もう不法侵入や盗みは絶対にしないよ…で、俺は何をすればいい?」「不法侵入して盗みをしてほしいんだ」みたいな会話とか完全にフリの時点で気づいてしまったし観客もピクリともしてなかったし、居心地悪かったです…(そこまでか)それ、いる???というね。

あとやっぱラストだよな~~~~~ラスト最高です~~~想像すればするほどゾッとする。博物館とか百科事典とかWikipediaとかなんでも良いんだけど、たまに億、兆、京、垓より上の桁数を観た時の「得体のしれない怖さ、ゾッっと感」を覚えたことってありませんか?あんな感じのラストなんですよね。わかりますかね…ゾワゾワきたなぁ。なんだろなあれ。あとはそうだなーーヒロイン(?)との絶妙な距離感もすごい良かったんだけど、最後のほうで「知らぬ間にくっついてましたオチ」があってあれは普通に笑った…いいっすね…

ともかく!アントマンによって「マーベル映画は信用できる」という気持ちが強くなりました。マーベル映画ならとりあえず観に行くか~安定感あるし~って感じ!よかった!おわり。