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映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

コードネーム U.N.C.L.E. 感想

最近スパイ映画がキてる~~~~~~

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アメリカとソ連のスパイ同士という犬猿の仲がタッグを組んで任務を遂行する映画なんだけど(ついにここまで雑になったあらすじ)、面白かったです~~~。いわゆるどんでん返しチックな展開がいくつか用意されてるのでそこには触れず、ただ細かな箇所に関してはちょっと言及するから、この映画みるつもりの人は観てから読んでね。

 

身も蓋もないことを言ってしまえば「いがみ合ってた二人が共に死線をくぐり抜けて団結する」というプロット自体、燃えないわけがないという話ですよ。ナポレオン・ソロはおっしゃれ~なスーツを着込んで飄々と任務をこなすプレイボーイのアメリカスパイで、イリヤ・クリヤキンは無骨で不器用で女慣れもしてないバカ真面目のソ連スパイ。こいつらがあーだこーだと文句言いながらも絆を生んでいくって、そりゃもうニヤニヤしちゃうでしょ。ベタだけどね。

正直前半はなかなかノリ切れない感じで退屈しかかってたんだけども、後半から怒涛の勢いで好感度が上方修正されていった印象です。後半は二人がどんどんピンチになるから楽しいんだろうね。ピンチ、楽しい。特に二人はいがみ合いながらも互いが互いを一度ずつ、明確に「相手の命を救ってる」シーンがあって、ソロがイリヤを救うシーンは非常にユニークで、イリヤがソロを救うシーンは非常にヒロイックなんですよね。これがすごく良かったんだよな~~~~。どっちもめちゃくちゃ名シーンに仕上がっており、特に前者は、逃げ惑うイリヤを尻目にティータイムを楽しむソロに爆笑必至。この時、優雅に流れるBGMは「ガラスの部屋」(ヒロシです…。のネタで流れる曲ですね)。そうそう曲のチョイスも独特で面白いのよね。

更に特筆すべきはソ連スパイ、イリヤを演じるアーミー・ハマーの演技。ソ連スパイは血の気が多いらしく、ちょっと煽られたらすぐにボコボコにしてしまう。でも潜入ミッションで正体を知られちゃまずいから一生懸命に我慢するのね。その時、怒りが指先に表れてる感じが凄いよかった。指がピクピクッピクピクってして、うわああ我慢してる我慢してるwwwwみたいな。まあ結局完全に我慢出来てたシーン一つもなかったけどね。萌えるわ~。あとヒロインのギャビーって子めっちゃ可愛かった…なんなん。小柄なクセして性格は負けん気が強くて、イリヤも彼女のことを放っておけない。それどころかたちまち情が映っちゃってベタ惚れするという…でも堅物だから何も出来ないっていう。なんという堅物、イリヤ可愛すぎか……あれ?ヒロイン可愛いって話してたのにイリヤが可愛いって話になってるな……どっちも可愛いからいいか。

悪役のデザインがめっちゃよくて、なんかすげえ気持ち悪い化粧をしたババアがラスボスなんだけど、アイラインの上にもう一つアイラインがあるのよ。気持ち悪!!!なんやねんあの化粧。気持ち悪!!!

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気持ち悪!!!!!

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ヒロインのギャビーちゃんで中和しておきましょ。

 

あとはそうですねーーーソロが敵に掴まって拷問を受けるシーンがあって、その拷問師とでもいうのか、拷問のプロみたいなジジイがめちゃくちゃ気持ち悪いのね。痛みや苦痛を追求する根っからのサドみたいなキャラクターで、「拷問には二種類あるんだ。自白させるための拷問と、拷問のための拷問さ。」みたいなこと言うの。気持ち悪いね~~。で、結局そいつがピンチになったら「俺の知ってることはなんでも吐くから許してくれ!!!」みたいなこと言い出すのね。結局呆れたソロとイリヤが、「こいつどうするよ?」って悩んでるうちに壊れた拷問椅子が引火してジジイは勝手に自爆してしまうというコミカルすぎるオチが用意されてるんだけど、あそこは「頼む!知ってることはなんでも吐くから助けてくれ!!」「おい知ってるか、拷問には二種類あるんだ。自白のための拷問と…」「や、やめろ!!」「拷問のための拷問さ。」「ぎゃーーーーーー!!!!」って殺し方をして欲しかったですね。いや、これじゃソロが悪役すぎるか。まあいいや。

ラスボスの倒し方はスマートで良かったですね。100点!!もうあのままエンドクレジットいっちゃってもいいんじゃないかってくらいスマートでしたね。いやーーーこれだけ娯楽映画を貫いてくれたんだからこそ前半モタってたのが勿体無いな~~でも全体通してオススメです!楽しい映画でした! おわり