映画おじさんの絶品クリームシチュー

謎テンションで新作映画の感想を書きます。

散歩する侵略者 簡易感想

先ほど劇場から帰ってきて、ネットで感想を漁っていると面白いほど二極化した評判だったので、僕もそれに乗じて書いておこうかなと思いました。僕は肯定派です。

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本記事のネタバレ:核心は避けつつも細かなシーンや設定には触れるので、鑑賞後を推奨します。

f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain 箇条書きによる簡易感想

時間があまりないのでメモ書き程度で失礼します。

・めちゃくちゃ面白かった!想像の何倍もわかりやすい映画だった。僕はやっぱりエンタメが好きなんだなと改めて思った。

・振り返ってみるとそれほど恐怖寄りの物語ではないはずなのに、嫌~~~~な恐怖感・不安感は2時間延々持続して、それが楽しかった。

・まずいっちばん冒頭に最大級のショッキングシーンを持ってくることで、僕らの緊張感を一気に釣り上げてくれた。あのシーンのせいで、その後の何気ないカットにもいちいちビクビクしながら観なければいけなくなった。とても上手い。

・更に、画角だったり、小物遣いだったり、僕らの「嫌な感じ」というものを巧みに誘導してくれているように思った。その点は前作クリーピー以上に、明確な意図を感じた。

・具体例として、妹が概念を奪われるシーンの直前、長澤まさみが「鍋はどこにあったかしら・・・」といった感じでキッチンの戸棚を開けて、そこに包丁が収納されているのがチラッと見える。その包丁は物語に何の影響もないアイテムなのに、「あそこに凶器足りうるものが存在するんだ」という事実を自然に僕らに認識させるものだから、先述の「嫌な感じ」に繋がる。何か酷いことが起こるんじゃないかと、常に不安で仕方がない。

・他にも、しんちゃんが着たいシャツが見つからなくて衣服棚を漁ってるシーン一つ取っても、最初は影しか映さず、ゆーーーっくりとカメラが近づいていくものだから、何かとんでもない狂気的な行動に出ているのではないかと身構えてしまう。

・更に更に、「旦那が草の茂った空き地に寝そべってるのを見つけるシーン」についても、死体でも見つかるんじゃないかといった不安感があったし、とにかく全シーン挙げていくと「嫌な感じ演出」の枚挙にいとまがない。

・物語の収束され具合に強引感を覚えたり、話の結論に疑問をいだいたり、そういった意見の分かれる要素が多い映画であることはなんとなくわかった。

・個人的には、明確に「面白い作品」だと思えたので、それだけで大満足だった。

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f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain 更に細かいことをあーだこーだ言わせてもらおう

・黒沢映画特有の「運転してるシーンで背景がモロに合成」というお家芸も観れて良かった。あのシーンが写った瞬間、「中村屋!!!」って感じだった。(今の表現は特に意味がないので忘れてください)

・前作、「クリーピー偽りの隣人」があまりノレなかった人間なので、意見の割れた本作で肯定側に回れたのが地味に嬉しかったりする。感想記事書いたはずなので興味があったら探してみてください。

・チョイ役の東出昌大が最高に良かった。愛を語る安っぽさが最高!!!!!!

・途中でしんちゃんが着てた、オレンジのワイシャツにカーキー色のボトムズっていうコーディネートが、落ち着きつつも派手目な感じで自分も着てみたいなと思った。(勝手に着ろや。)

 

 

以上です。

雑な箇条書き形式だと、ものの10分くらいで記事が完成してめちゃくちゃ楽ですね!今後もこれで更新しようかな~~~????(読み手を完全に無視した発言)