映画おじさんの絶品クリームシチュー

雑なテンションで映画の感想を書き連ねる、万年凍結ブログです。

ちはやふる 結び 感想

なんだこれはーーー!!!今年ベスト級の大傑作が生まれてしまった!!!!(クソ長文ごめん)

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本記事のネタバレ:核心を避けつつ細かなシーンなどには言及してしまいます。

 

f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain お前ら全員が大好きだ!登場人物への愛が止まらない。

だいたい下の句上映から2年ほど経ての続編が本作だったわけですが、開幕数分でもう僕は笑顔が止まらなくなりましたね。あああああ帰ってきた帰ってきた帰ってきた!お前ら久しぶりだなーーー会いたかったぞ!!!元気にしてたのか?全然変わらねぇなあ!!!…と、気分は完全に、帰省中における旧友との再会でした。

特に部員のちょっとしたギャグっぽいやりとりなんかも前作譲りで大変懐かしくて。例えば初っ端から放たれる「彼は"感じ"が良い選手と言えるでしょう」「あいつ感じ悪いな」という言葉遊びギャグなんかも切れ味がたまらんよね。上の句、下の句もそうだったけれども、要所要所のギャグが全く上滑りしないんですよね。この、思わずフフッとなってしまう小気味良いやり取りから「ちはやふるの世界に帰ってきた!」という実感を得たりもしました。

 

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ところで、実はわたくし、上の句と下の句で太一くんをあまり好きになれなかったのです。詳しい理由は当時書いた記事をご覧いただきたいのですが、どうしても彼の行動が未熟すぎるように思えて、「お前に千早はまだやれねぇぞ!」という謎の保護者目線で観ていたんですよね。

それに対して本作と言ったらもう、もう、もう・・・!!!僕が下の句で感じた「結局お前は本当にかるたが好きなのか??」という疑問に、完璧な形でアンサーしてくれました!!!もう、心の底から言える。俺は太一も大好きだ!!

今作は千早の物語であると同時に、間違いなく、太一の物語でしたね。

 

当時の記事はこちら。ほとんど太一へのヘイトと若宮詩暢ちゃんへの愛で埋まってます

ここから太一が成長し、ただの嫉妬野郎ではなくなったことがとても嬉しい。

ともかく!二十人近くいる登場人物それぞれにここまで気持ちが入れ込んでしまうことは極めて稀で、自分でもどうかと思うくらい、とても他人とは思えなくなってしまう。本作の魅力はそこに集約されると思います!!!

 

f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain 箇条書きで順不同に印象的なシーンを羅列するコーナー

更にここからは「あのシーンが良かった、このキャラが良かった」と殴り書き散らかします。

 

・過去作の上の句では「白目むいて気絶」というぶっ飛んだ演技をやってのけた広瀬すずですが、今作でも「笑顔を保ったまま変な体勢でフリーズしてそのまま崩れ落ちる」という離れ業をカマしてて、やっぱ広瀬すずは最高に信頼できる女優だなと思いました。「なんたる美人の無駄遣い」とは奏ちゃんの言葉。

 

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 ・かるた部が新入生集会で活動紹介をするシーンにて、登壇前の舞台袖で五人が円陣を組んで掛け声を発していくも太一だけがぼんやりしてて言い逃すというくだりがあるんですけども。これ、彼の浮かない心象を描いてるのは当然ながら、実はラストの試合と呼応するんですよね。 俺はもう迷ってないぞ!という。やっぱりお前は部長だよ…。

 

・新しく入った筑波くんの見せ場も良かった。入部当初はサイコパスかと思うほどに部内の輪を乱しまくってた筑波くんですが、これまた話が進むにつれて魅力的なキャラクターとして昇華されておりました。何よりやっぱり、あの北央との団体戦ですよね。あそこは肉まんくんの株も急上昇よ!肉まんくんと筑波くんのコミュニケーションはちぐはぐで、戦況も絶体絶命のピンチ、更には言葉も交わせなくなった状態からの、あの、「バシン!バシン!!」という効果音だけで伝わる二人の共鳴よ。言葉はなくとも、筑波くんの中で、初めて、個人戦団体戦になった瞬間。最高でした。

 

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・対して、少々説明過多に感じてしまった箇所も無きにしもあらず。例えば試合中に千早の手の動きがわかりやすく変化したシーンがあるのですが、そこで観戦側が「あの動きは云々…!」と説明しちゃうんですけど、個人的にはいちいち言わなくてもわかるよ~・・・って感じでした。例えば解説席に座る当事者がハッと目を見開くとか、その程度でも良かったような。・・・うーん、しかし前作補完せずに結びが初見の人もいるわけだしな。わかりやすさは正義だしな。そこにケチをつけちゃダメかもしれないですね(じゃあなんやねんこの文章)

 

・急に細かな話をしますが、試合にて千早の実力を示す場面で使われた演出のロジカルさも痺れたんですよね。かるた素人の僕ら観客に対して、「速度」以外で、千早の強さを表現した点に脱帽しました。まばたきするほど一瞬のうちに、彼女がどれだけの情報量をどうやって処理した結果、どこへ向かって手を動かしてるのか。どんな次元で戦ってるのか。わかりやすーーーーーい!!!!

 

f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain 満を持して若宮詩暢ちゃん(役:松岡茉優)の話していいですか????? 

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 いやーーーもう僕ぶっちゃけ若宮詩暢ちゃんを観に行ったってくらいのレベルで若宮詩暢ちゃんに骨抜きなんですけども。これがなかなかどうして、出演シーン自体はそれほど多くない!!ガーン!!!

それでも余りあるほどこの映画が最高なのは既に延べてきたとおりですが、輪をかけて、数少ない若宮詩暢の登場シーン全てが最高にも程がある!!!松岡茉優さんの演技がすごすぎて、若宮詩暢ちゃんの口から出る全ての言葉が言霊と化してるように思えました。吐く言葉全てがパンチラインとはこのことです。

「どちらさんです?」とかもう、たまらねーーー!!!たまらねーーー!!!ズドドドドドドカーーン!(あ、これは良すぎ帝国が建国された効果音ですね。)(良すぎ帝国とは僕の独自の表現ですね。)

あれだけ男前な発言をしつつ、ゆるキャラマスコットの前ではポンコツと化すのがもう・・・もう・・・たまらん。なんなんだ。なんなんだというんだ、詩暢ちゃん・・・世界はそれを・・・「萌え」と呼ぶんだぜ・・・・

 

f:id:ma2baga2:20161008212650p:plain ごめん手短にまとめたかったけど止まらんわ 言い足りないこと言わせて

いやーーーー全然言及できてないところが多すぎるーーーー「しのぶれど」と「こいすてふ」を巡る話とか、上白石萌音ちゃんまた可愛くなったんじゃないの問題とか、伊織(いお)ちゃんという準クイーン新キャラがめちゃくちゃいい味出してる話とか、いっぱいしたい! もう十分すぎるくらい冗長で読み飛ばし不可避なクソ長文書いてるのにまだまだ言い足りないーーーーー

北央高校の新たな部長をヒョロくんが担って、須藤さんの意志を背負って声裏返らせながら鼓舞するシーンとか、すごい一瞬だったのにめちゃめちゃ感動したよね とか!!!!言いたりないーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あと「しのぶれど」を千早と伊織ちゃんが送りあったけど、得意札って自陣に置いておくのがセオリーじゃないの?みたいな疑問もあるんですけど、軽く調べたところそれは戦況によって細かく分かれるみたいですね。奥が深い。

 

あとは、伊織ちゃんの提出した用紙が達筆すぎて逆に読めないネタとかめっちゃ爆笑した話とかも言いたりないーーーーーー告白を秒殺する新のくだりが天丼にも程がある話とかしたいーーーーーーーーーーーー!!!!(褒めてます。)

 

あと、菫ちゃんが太一の恋心に最悪な方法で介入した件についてお咎めなしという問題に対して、僕はある程度肯定派だという話もしたい!

軽率すぎる、相手の気持ちを考えていないという意見は勿論正しいが、そもそも恋愛という戦場に勝つため自分の容姿を磨き続け、日々相手へのアプローチを怠らない彼女は、ちゃらんぽらんどころかむしろ、逆。ストイックに努力してると言えるでしょう。

しかも、あれほど事が深刻化してからでも奏ちゃんへ打ち明けたことからも彼女を根っからの性悪とはとても思えない。それら全てを抱擁して奏ちゃんは優しい言葉で励ましたんだと思う!

だから、「菫ちゃんは恋愛目的で入った割には一瞬でかるたに向き合ったね?」と少し思ったりもしたけど、きっかけさえ掴んでしまえば、先に述べたとおり菫ちゃんの一点に向かって努力を怠らない性格からすれば不自然ではないということですね。

 

あ、やべえ周防さんについて一度も触れずにここまできてる!!!彼も最高でしたよ…ステータスてんこ盛りのミステリアスイケメン最強…

 

ああ、もうダメだ 僕はもうだめです ちはやふる三部作を好きになりすぎた 許してくれ

何から何まで大好きだ・・・

 

細かな点にツッコミ入れたらキリがないとも思うんです。

太一くん、もし奏ちゃんがケガしてなかったらどうするつもりだったの?とか、でも、もうそんなん知るか。俺はちはやふる結びが大好きだーーーーーーーーーーーーーーー若宮詩暢ちゃんーーーーーーーーあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ許してくれええええええええええ (おわり)